デジタルバッジ IT・情報処理

DX推進パスポート3を取得した|申請に必要な情報・発行までの期間

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ITパスポート試験G検定DS検定の3試験に合格したので、3つそろって取得できる「DX推進パスポート3」を申請し、最上位のバッジを受け取りました。DS検定の合格発表が2026年7月29日で、その日のうちに申請し、15日後の8月13日付で発行された形です。

DX推進パスポートとは

DX推進パスポートは、デジタルリテラシー協議会が発行するデジタルバッジです。紙の証書はなく、バッジだけが発行されます。協議会はIPA(情報処理推進機構)・日本ディープラーニング協会(JDLA)・データサイエンティスト協会の3団体で構成され、経済産業省がオブザーバーとして参加しています。

前提になっているのが「Di-Lite」という考え方です。Di-Liteは、すべてのビジネスパーソンが身につけるべきデジタルリテラシーの範囲を、次の3領域で定義したものです。それぞれに対応する試験があり、DX推進パスポートはその合格数に応じて発行されます。

Di-Liteの領域対応する試験
IT・ソフトウェアITパスポート試験
数理・データサイエンスDS検定 リテラシーレベル
AI・ディープラーニングG検定

3試験のうち1つ合格で「DX推進パスポート1」、2つで「DX推進パスポート2」、3つすべてで「DX推進パスポート3」になります。バッジはどの試験に合格したかの組み合わせでも分かれるため、レベル1が3種類・レベル2が3種類・レベル3が1種類の、合わせて7種類です。申請フォームでも、この7種類から自分に該当するものを選ぶ形になっていました。

項目内容
発行元デジタルリテラシー協議会(IPA・JDLA・データサイエンティスト協会)
対象ITパスポート試験・G検定・DS検定 リテラシーレベル
バッジ合格した試験の組み合わせに応じて7種類
費用無料
申請Googleフォーム(所要3〜5分)
発行まで申請から1か月程度(私の場合は15日)
有効期限なし(発行年は参考として記載される)

(2026年8月時点の公式サイトの情報です)

オープンバッジとしてのDX推進パスポート

DX推進パスポートはオープンバッジとして発行されます。オープンバッジは、発行者・授与日などの情報が埋め込まれた国際標準規格のデジタル証明書で、内容が本物かどうかをオンラインで検証できます。SNSやメールの署名、職務経歴書などに貼って、リンク1つで証明できるのが利点です。

G検定やDS検定でも、それぞれの合格時にオープンバッジが発行されます。DX推進パスポートはそれとは別物で、3試験の合格をまとめて1つのバッジで示せるのが違いです。

申請が認められると、オープンバッジの発行基盤([email protected])から受領案内のメールが自動で届き、そこからウォレットに登録して受け取る流れになります。G検定やDS検定のオープンバッジをすでに受け取っている人なら、同じウォレットに追加されるので手順は同じです。

申請に必要な情報

申請は、公式サイトの発行依頼ボタンから開くGoogleフォーム「DX推進パスポート発行依頼」で行います。費用はかからず、所要時間は3〜5分と案内されています。フォームで聞かれるのは、大きく次の4つです。

1. 登録用メールアドレスと利用規約への同意

バッジの登録用メールアドレス(前述)と、サービス利用規約への同意です。検定に合格したときのメールアドレスは、別の項目で改めて聞かれます。

2. 発行するバッジの選択

7種類のうち、合格した試験の種類と数に応じたものを選びます。私は「3試験全て合格」を選びました。

3. 基本情報

バッジの登録に使う情報です。

  • 氏名・氏名(カナ)
  • 生年月日
  • 性別
  • 居住都道府県
  • 職業

4. 検定合格証明情報

各試験の合格情報です。各団体に照合が行われるため、合格したときに各団体へ登録した情報と一致している必要があります。

試験必要な情報
ITパスポート試験合格時の氏名/合格証書番号(IPから始まる13桁、ハイフンなし。例: IP12345678901)
G検定合格時のメールアドレス・氏名/アカウント番号(合格証に記載。例: 0123456789)
DS検定合格時のメールアドレス・氏名/認定番号(DSから始まる11桁、ハイフンなし。例: DS012100001)

そのほか(アンケート)

このほかに、社会人向けのアンケートがあります。回答項目は多めですが、ほとんどが選択式です。

  • 業種、現業務の内容・従事タイプ・主な役割
  • キャリアの志向性(当面・将来)
  • 自律的な学びについての設問(阻害要因、継続する上での悩み、現在の状態)
  • 資格取得に対する会社の褒賞措置の有無
  • 関係団体からの情報提供(プロモーション)の希望、インタビュー可否
  • 合格までに学習した総合計時間(概算)
  • 合格までに自分で負担した費用(概算)

最後の2つは記述式なので、3試験ぶんの勉強時間と費用をざっくり合計しておくと迷いません。私は各試験の勉強時間を体験記に残していたので、それを足して答えました。

申請から発行まで15日だった

フォームを送信すると、回答のコピーがメールで届きます。公式サイトでは、申請から発行まで1か月程度と案内されています。申請が認められると、前述のとおりオープンバッジの発行基盤から受領案内のメールが届く流れです。

私の場合は2026年7月29日に申請し、バッジの発行日は2026年8月13日でした。申請から15日、約2週間です。案内されている1か月程度より早く届きました。とはいえ、申請が集中する時期には前後すると思うので、目安として1か月は見ておくとよさそうです。

発行されたバッジ

受け取ったバッジがこちらです。バッジの名称は「DX推進パスポート3」、発行者は「デジタルリテラシー協議会」です。

DX推進パスポート3のオープンバッジ。濃紺の六角形の中に「DX推進パスポート Di-Lite」の文字と、AI・IT・DSの3つの帯が重なった図案。それぞれの帯に星が1つずつ付いている。
発行された「DX推進パスポート3」のバッジ。

図案は、AI(G検定)・IT(ITパスポート試験)・DS(DS検定)の3本の帯が重なった六角形です。合格した試験の帯だけが濃い色になり、星が付きます。未合格の帯は薄い色で星も付きません。レベル3は3本すべてが濃い色で、星も3つそろいます。同じ「DX推進パスポート2」でも、どの2試験に合格したかで図案が変わるため、7種類のバッジはひと目で見分けられます。

バッジのページには説明と取得条件が載っていて、3試験の合格数に応じて発行されること、レベル3は「これら3つの試験全ての合格者に発行する最上位バッジ」であることが明記されています。取得条件の欄には、Di-Lite推奨試験としてITパスポート試験(2021年4月以降の合格者)・DS検定 リテラシーレベル・G検定の3つと、それぞれの実施団体・公式サイトが並びます。バッジを見た人が、その3試験に合格していることを条件込みで確認できる形です。

なお、バッジ名に合格年は入りません。DS検定のバッジが「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル 2026」のように年を含むのとは対照的です。DX推進パスポートに有効期限はなく、バッジの詳細に記録される発行日(私の場合は2026年8月13日)が目安になります。

まとめ

DX推進パスポートは、3試験に合格していれば無料で申請でき、手続きも数分で終わります。私の場合、DS検定の合格発表当日に申請して、15日後にバッジが発行されました。

ITパスポート・G検定・DS検定はそれぞれ単体でも役立つ資格ですが、3つそろえるとDi-Liteの3領域をひと通りカバーした証明になります。これから3資格を目指す人は、難易度や知名度の面からITパスポートG検定DS検定の順に取るのが取り組みやすいと思います。3つ目に合格したら、忘れずに申請してバッジを受け取っておきましょう。